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大鰐の漆掻き  1辺目「目立て」(2026.6.7)

大鰐の漆掻き 1辺目「目立て」(2026.6.7)

今年も漆掻きの季節がやってきた(といっても2回目)。
1回目である一昨年2024年と全く同じ大鰐(長峰)の漆林で漆を採る。
メンバーも同じで、やはりプロの方に教えを乞いながら行えることとなった。

朝7:30に大鰐のコンビニに集合し、挨拶を交わして漆林へ。天気は晴れで15℃前後。

1度掻いた同じ木を再び掻くので、どういう仕方で掻くのか興味津々。プロの方がもう始めているので、そこから見させてもらうことに。
掻いたところの上をはしご・脚立を使って掻くのかと思ったら、前回掻いた段の間を掻くとのこと。
太い立派なウルシだからこそできることなのだろう。

つぼみ
根元に枝が落ちてることが多々

前回ある程度しっかり掻いたと思っていたのでウルシの状態はどうかなと思っていたら、自分の掻いた5本も含めて思いの他元気で一安心(一部は立ち枯れしたりしていたが)。幹・樹皮もそんな浮いているところもなかった。葉っぱはしっかり開いていて、つぼみも少し膨らんでいた。

木の根元の草を刈り、赤いチョークを使って目立ての場所を決めていく。
段の間のある程度スペースがあるところを選んで、普通の漆掻きとは反対に、一番上に目立てをして、順に下に辺をつけていく!!やはり生き道は空けながら。

カマズリをして、カンナを入れて目立てをしていく。思い出しながらやろうと思っていたが、否が応でも2年前の自分のひどい漆掻き痕と2人きりにならざるをえない。思い出にそっと蓋をして、カマズリをしてみる。
漆が表皮の上で固まっているところもカマズリする。そんなに悪い思い出ばかりではないのかもしれない。と思った直後、内樹皮を出してしまう…

カンナを入れる感覚も久しぶりで、皮に刃が食い込むあの独特の感触。少し刃が深く入ってしまったり長くなってしまったりしたが、それは段々コントロールできるようにしていこう。

滲み出る漆

漆が傷から滲み出してくる。最初ってこんな感じだっただろうか。垂れるほど出るのもあり、少しだけ安心する。

一度掻いたところの近辺を掻くから、前回と同じような採量は期待できないかもしれないけれども(そもそも傷の長さ・量も違うだろうし)、ウルシも私もシーズンが終わるまで元気で過ごせるように頑張っていきたい。

9月終わりくらいまで、できるだけ毎辺ごと投稿していこうと思うので、お付き合いいただければありがたいです。みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。

むしろこちらが本命