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津軽漆連とは

◆津軽漆連(つがるうるしれん)とは

「津軽漆連」は、津軽塗の産地振興を目的として2021年に発足しました。発足の経緯は、弘前大学大学院地域社会研究科客員研究員の髙橋憲人とギャラリーCASAICO代表の葛西彩子が、「消費者が津軽塗を見たり、津軽塗についての情報にアクセスしたりしたくても、津軽塗の全体像を俯瞰できるような場所やポータルサイトが存在しない」「津軽塗の定義が複雑・曖昧であり、消費者に伝わり難い」「津軽塗の近現代史が整理されていない」「2000年代以降の後継者育成事業出身の若手職人の交流・情報共有の場が存在しない」等の産地の問題を、若手職人たちと協議していく組織が必要であると思い立ったことに始まります。若手職人との意見交換から、津軽塗業界の青年部のような団体を立ち上げようという話になりました。その後、若手の塗師・木地師に留まらず、弘前工業研究所デザイン推進室の研究員、弘前大学の教員、津軽塗製造会社の経営者、地元のデザイナーや文筆家など多様な人々を巻き込み、津軽漆連は活動しています。

↑初期メンバー 現在会員数20名程「津軽塗の産地全体を盛り上げること」

「津軽塗を応援してくれるファンを増やすこと」
「職人のモチベーションと技術を高めること」これらをモットーに、津軽塗の認知度をより高めるために立ち上がった職人と、それを取り巻く人々で構成された団体です。津軽塗が大好きな人たちです。